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【ネットワークビジネス(MLM)】って副業には向いてるの?経験者の立場でお伝えします。

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
  • インターネットの広告で「MLM」というものを見かけた
  • なんとなく良さそうではあるけど、もっと詳しく知りたい
  • どういったシステムなのかいまひとつわからない

結論:向いてはいません。お手軽でもないし。

突然の結論ですみません。

ネットワークビジネス、副業を始めようとされている方は聞いたことがあるかもしれませんね。

ただ、やはり実際にやってみたことがないことは、なかなかイメージがつかないもの。

なので今回は、あまり長くはやっていませんでしたが以前「中にいた」経験を活かして、これから詳しく知りたいと思っている方のお力に少しでもなれたらと思いブログにしました。

ミーゴラン

あっ、こんにちは、おとおしゃんのコングロマリット(=おとコン)ミーゴラン(@thrs_f)です^^

ネットワークビジネス(MLM)とは?

ネットワークビジネスとは、CMや広告に頼らず個人同士による口コミ・紹介によって商品の使用者を広げていく、という販売方式をとっているビジネスのことです。

一般的に「マルチ商法」と呼ばれています。

すごくざっくり言うと、以下をすべて企業ではなく個人で行うようなイメージです。

  • 広告塔
  • 営業
  • 消費者

これらの役割を個人間で行うことで「広告費を抑え、その分良い商品を提供できる」という謳い文句で商品を販売しているところが多いですね。

なお、MLMは「マルチ・レベル・マーケティング」の略称です。

具体的にはどういうシステムなの?

ちょうどいい画像があったので紹介します。

このように上から順に階層式になっています。

例えば図の最下層の人が商品を買うと、そこから直属となっているずっと上の人までマージンが支払われるものになります。そのため、最初に始めた人が一番儲けます。

ハッキリさせておきますが、下の人が上の人を超えることはありません。

仮にAさんに紹介されたBさんが商品を購入して、Bさんがそこから100人に紹介して買ってもらったとすると、その100人が購入した金額の一部がAさんに入ります。

勧誘した人が熱心であればあるほど、Aさんが得をする、ということです。

ネットワークビジネスは稼げる?

結論から言うと「可能性はなくはない」が「かなり低い」と思います。

ネットワークビジネスは多くの場合「権利収入」を謳って勧誘をうけることがあります。

もちろん商品の良さについての紹介から入る場合もありますが、それとセットで「報酬」についての話をされます。

なぜ稼げる可能性が低いのか、いくつか要因を紹介します。

1.初期費用がそれなりにかかる

これは私の経験談なのですが、ネットワークビジネスを始めるにあたり、まずは商品を購入する必要があると言われました。

そして「ある程度初めにまとめたセットを購入すると自分が得られる報酬がアップする(=会員ランクが上がる)」と説明されました。

その金額、20万

その時の商品はサプリ・健康食品がメインだったのですが、それだけの大金をカードローンのキャッシングで買っちゃったもんだから、まぁ若かったですね。しかもリボ。

余談ですが、今はできなくなった銀行からの「即日キャッシング」が可能な時期でした。可能な時期でしたし、なんならそれにノセられちゃってました。

銀行からの即日融資は法律で禁止されているわけではないですが、融資に警察庁のデーターベース照会が必要になり、それに時間がかかるために事実上、即日融資対応ができなくなったそうです。

これはそのネットワークビジネスの会社にもよってくるとは思いますが、何も初期費用がかからず、ビジネスだけを始められる会社はあまりないと思います。

2.権利収入といっても営業力や「フォロー」も必要

ネットワークビジネスは「自分が勧誘」したメンバーがいないと報酬を得られません。

仮に一度勧誘が成功し、商品を買ってもらえたとしても、使い続けてもらわないと利益は生まれないんですね。

さらに、自分を楽にするためには「さらに下の階層」を作ってくれる人を育てないといけません。

しかも大体の人がネットワークビジネスを本業として行っていないので、本腰入れて動いてくれる人はそう多くありません。

そもそもそういう人をマネジメントできるスキルあるなら、自分で会社興した方が早くない?

3.知り合いから勧誘していくことになる

ネットワークビジネスは、口コミで広げる販売方式です。

つまり、だいたいの一般の人は、家族・友人なんかを初めに紹介(勧誘)していくことになります。

言い方は悪いかもしれませんが知り合いすべてが「顧客見込みリスト」になります。

私がやっていた頃は「大切だと思う人から紹介して」と言われてました。

で、実際友人に話をすると大抵「何言ってんの?」ってなります。なりますし、私も「そうだよね」と思ってました。

しかもネット検索されるのを防ぐためか、まずは商品のことを何も言わずに「上の人」にパスするために連れて行く、という方針だったので余計に「無茶」でした。

今はそれこそインターネットを使った集客なんかもあるかと思いますが、基本は「対面」です。

4.結局のところ既得権益のビジネス

ネットワークビジネスは「早く始めた人が多く得をする」ビジネスです。

自分が立っているところからは、自分が勧誘したメンバーが下にいないと利益は得られません。

このへんについては、その一部の「頑張れる人」をがっちりホールドするためか「ブレイクアウェイ」という独立のような仕組みを用いている会社もあるそうです。

しかしながらその自分の報酬も完全に自動ではないので、マネジメントが必要になってきます。

まとめ:しっかり自分で判断しよう

結論、ネットワークビジネスで稼ぐのは「簡単」ではないです。

ネットワークビジネスに限らず、色んな儲け話というのは、世の中にめっちゃめちゃあります。

その儲け話に乗るかどうかは個人の自由ですし、ネットワークビジネス自体も否定はしません。

ただ、やはり知って始めるのと、知らずにかつ「冷静に判断できない状態」で始めるのとでは大違いです。

あと、かなり前なんですが「これもしかして」と思った時の対処法についても書いていたのでよかったらご参考いただけると嬉しいです^^

メリット・デメリットを考慮して、そのうえで面白そう!と思ったビジネスを行っていきたいですね。

それでは!