鬼滅の刃、ものすごい人気ですね。
直近で公開された映画も、歴代の興行収入を塗り替えたんだとか。
観客動員数2548万人って、日本人の5人に1人が観に行ってるってこと?マジ??
今や留まることを知らない鬼滅の刃ですが、きっと未だに知らない人もいるはず。
うちの3歳の子どももなぜか「たんじろう」と「ねずこ」は見ただけで名前を呼んでいます。アニメとか見せてないのに。
そのため、作品を良く知らなくても、なんとなくのあらすじやキャラクターを知っているという方は多いと思います。
鬼滅の刃は確かに面白い作品ですが、子ども向けかという観点で言うと個人的にはイエローシグナルでした。
案外、子ども達からしたら大した問題ではないのかもしれないですが「人気作品なんだから与えても大丈夫だろう」という親御さんがいらっしゃったら、ちょっと立ち止まって考えて見てほしい。
そんな願いを込めてブログにしました。
※この記事は若干、設定のネタバレが含まれるかもしれません。まっさらなハートで作品を体験したい方は読まない方が良いかもです。
はじめに
まず申し上げさせていただきますが、私は映画は観ていません。
マンガは先日、最終巻が出ましたので、最後まで大変楽しませていただきました。
その観点から、最も近い距離の奥さんに魅力だったり意外だったところを語りたいワケなんですけど、これがまぁ全然興味なさそうなんですよ。ほんとに。
そのため、作品が完結したあとというタイミングで、完全にイーマ・サラーノなのはわかってるんですがブログに書かせていただきました。
誰かに伝えたい想い。あなたにもきっとあるかと思います。
なお、個人的に一番好きなキャラはなんといっても恋柱の甘露寺蜜璃さんですね。かわいい。普通に。
ちなみに甘露寺さんは、実は常人の8倍筋肉量があるパワータイプなんですが、体重は57kgらしいです。その体、何でできてるの??
鬼滅の刃のあらすじ
人間を喰らう鬼という怪物と、主人公の竃門炭治郎をはじめとする少年少女(時には大人)の物語です。
これだけ聞くと、きっと25年くらい前だったらスーパーファミコンでRPGが「3」まで出るくらい完全に正統派の和風ファンタジーものなんですけど、深みを持たせる設定も数多くちりばめられています。
主人公の妹はラスボスによって「鬼」にされてますし、なんなら妹以外の家族は第一話でラスボスに殺害されてしまいます(父親は別)。
少年漫画の設定、ましてや週刊少年ジャンプの設定としてはかなり「ダーク」な始まり方と言えますよね。
また、私は「ジョジョの奇妙な冒険」が大好きなのですが、ネット上でも「似てる設定が多い」と言われている通り「確かに共通点は多いかも……」と思いました。
ただ、鬼滅の刃読んでない人で「ジョジョ」は読んでる方って少数派だと思うんですよ。
つまり、妻にこの話してもなーんも伝わらんってこと。
鬼滅の刃をこれから読んでみようかなという方へ
鬼滅の刃は確かに面白いマンガです。
主人公は初めは強くありませんが、物語が進むにつれ頼もしくなっていきますし、魅力的なキャラクターも多いです。
ただ「子どもと一緒に楽しもう」ということであれば、ちょっと待ってほしい。
その注意点だけ、伝えさせてください。
注意点その① 全体的にダークな雰囲気
第一話にて家族が殺されるなど、スタート地点から中々重苦しい感じになります。
作中も鬼がもともと人間だったりとか、事情があって鬼になったりとかいろいろあるので、けっこう親の視点からすると複雑でもあります。
昔話の「桃太郎」ほどシンプルな悪役ではないです。鬼が。
ストーリーとしてはそれが「コク」を出しているんでしょうけどね。
注意点その② けっこうケガする
バトルものなので仕方のないところかもしれませんが、結構みんなケガしますし、流血の描写も多いです。
ケガだけならまだしも、割と腕が飛んだりします。
あと、鬼は首を落とさないと死なないので、味方も割とちゃんと殺してます。
注意点その③ けっこう人が死ぬ
「子どもと読む」と考えたときにやっぱりつらいのは、案外人が死ぬ点ですね。
第一話の時点で父親を除く家族全員が殺されちゃいますし、その後もなんだかんだで登場人物が減ったりします。
また、亡くなった人は生き返られないので、そういった点では「生命」についての教えになるのかもしれませんがやっぱりキャラが死ぬのはつらいですね。
特にお気に入りだったりすると。
まとめ:まずは大人が読もう
今はアニメもあるので、鬼滅の刃をこれからもテレビで見る機会なんかも多いかと思います。
また、アニメが完結するまでは、今しばらくブームも続くことでしょう。
ただ、けっこうシビアな描写も多いので「子どもに見せるのは少し心配だな」と思ったら、まずは大人が読んで判断しましょう。
そのうえで「ちょっとキツイな」と思ったら「放課後ていぼう日誌」などがほのぼのしていておススメです。
いろいろ疲れた時、こういうマンガをずーっと読んでいたい。