みなさん、ご存じですか?
【餌の葉っぱ屋(京都葉っぱ屋)】さん。
なんとね、通販で手に入るんですよ。リクガメをはじめとした、草食動物のエサがね……!!
今日はもう小細工なしで、餌の葉っぱ屋(京都葉っぱ屋)さんについて勝手に紹介するね!
いやぁ、いい時代になったもんですな。
※本当に勝手に宣伝してます。
※2023/03追記 途中経緯を追ってないのですが、現在は「京都葉っぱ屋」へ店名を変更されているようです。
それに伴い、記事中のリンク等を一部追記・修正しました。
こんにちは!
— 京都葉っぱ屋(仮)@旧餌の葉っぱ屋です! (@kyoto_happaya) January 17, 2023
京都葉っぱ屋(仮)です🐢
休止しておりましたツイッターですが、
装い新たに再出発します!
販売中の野菜情報のほか、
セール情報などツイートしていきますので、
フォローおねがいいたします!
公式インスタグラム🔽https://t.co/LjAX0kVzx8#リクガメ #爬虫類好きと繋がりたい
餌の葉っぱ屋(京都葉っぱ屋)さんについて
こんにちは!
— 京都葉っぱ屋(仮)@旧餌の葉っぱ屋です! (@kyoto_happaya) January 18, 2023
ツイッター再開2日目です✨
ツイッターから販売ページへのたくさんのアクセス、商品のご注文誠にありがとうございます🙇♂️
次回の商品発送日は20日(金)となっております!
この機会にぜひお買い求めください
🥦🐢 pic.twitter.com/AlxagbYPfF
リクガメ飼育者界、というか草食の爬虫類飼育者界でどんどん知名度を上げてきていらっしゃる(私見)のが「餌の葉っぱ屋(京都葉っぱ屋)」さんです。
リクガメをはじめ草食動物に適した餌を、可能な限り農薬に頼らず栽培し販売されています。
ご自身もリクガメを飼育されている管理者さんとのことで、その目線からリクガメのエサに適した作物をチョイス。
そしてご覧の通りなのですが、そりゃもうガッツリ「畑」です。
今日の京都はそんなに寒くない感じかな、、
— 京都葉っぱ屋(仮)@旧餌の葉っぱ屋です! (@kyoto_happaya) January 23, 2023
ハウスで栽培中のケールです。発送日に収穫してみなさまにお届けしております🐢✨ pic.twitter.com/Xu7reouZBp
ここまでの規模で草食動物のエサを作っているお店も少ないのではないでしょうか。
お店のURLはこちらから。(2023年追記 / 「京都葉っぱ屋」へURLを修正しました)
もちろん、季節によって作っている植物も変わるのですが、今回は私が注文した時点で入っていたものを紹介します。
なお、今回購入したのは、60サイズ【季節の葉っぱ詰め合わせ】という商品になります。(執筆当時2022年の情報)
というかコレ全部、人間も美味しく召し上がれるやつだぞ……?
ケール
言わずと知れた健康野菜「ケール」です。
その豊富な栄養素から、「緑黄色野菜の王様」とも呼ばれているとか。
青汁やスムージーなどで有名な他、「はなかっぱ」のエンディング曲にも出てきます。
その割にスーパーで見ることはあまりないので、実は正体を知らない方も多いかもしれませんね。
※100g中 | 水分 | タンパク質 | カルシウム | リン | 食物繊維 | ナトリウム | カリウム |
ケール | 90.2g | 2.1g | 220mg | 45mg | 3.7g | 9mg | 420mg |
貫禄さえ感じるさすがの栄養価。
カルシウムとリンのバランスもバッチリですね。
葉っぱもかなり細かくちぢれており、厚みもありしっかりしています。
それゆえに、そのままの形で置くとリクガメにとって「塊」に見えることもあるらしく、はじめはうちのリクガメ達も警戒していました。
しかし「食べ物だ」と認識してからはもう爆食でした。
紫カラシナ
アブラナ科の野菜でもあるカラシナ。
この時は寒波により、大根の葉が被害を受けたらしく、急遽参加と言われていました。
100g中 | 水分 | タンパク質 | カルシウム | リン | 食物繊維 | ナトリウム | カリウム |
カラシナ | 90.3g | 3.3g | 140mg | 72mg | 3.7g | 60mg | 620mg |
野菜の中では食物繊維が高めなのが嬉しいですね。
カラシナとは名がついてますが、辛みは少なく食べやすかったです。
リクガメ達も「こんなに紫の野菜なんて珍しいな……」と言いながら残さず食べていました()
チコリ
フランス料理やイタリア料理の前菜でよく見る「チコリ」。
私もフランス料理店に勤めていたころよく使ってました。
紫キャベツにも似ていますが、アブラナ科ではなくキク科の野菜です。
スーパーで手に入るものは白っぽいので、紫のものはあまり見慣れないかもしれませんね。
販売されているものは日光を制限し、苦味を抑える「軟白栽培」をして食べやすくしたものですが、こちらはより「本物」の色味をしています。
100g中 | 水分 | タンパク質 | カルシウム | リン | 食物繊維 | ナトリウム | カリウム |
チコリ | 94.7g | 1.0g | 24mg | 25mg | 1.1g | 3mg | 170mg |
すみません、チコリに関しては「軟白栽培」されているとみられるものしかデータがなかったので、この表よりも断然栄養価は優れていると思います。
中でも「イヌリン」という食物繊維を多く含んでおり、腸内細菌のいい餌となるため、便秘の改善にも用いられるそうです。
「これもまた紫の野菜か。中々攻めてるネ」と言いながらムシャムシャ食べてました。リクガメが()
エンダイブ
エンダイブはその見た目からグリーンリーフやレタスに似ている種に見えますが、分類上は前述のチコリの仲間です。
100g中 | 水分 | タンパク質 | カルシウム | リン | 食物繊維 | ナトリウム | カリウム |
エンダイブ | 94.6g | 1.2g | 51mg | 30mg | 2.2g | 35mg | 270mg |
栄養価としては他の成分と比べカリウムを豊富に含みますね。
カリウムは余分なナトリウムを排出して、浸透圧の調節に役立つと言われています。
人間で言うと、高血圧の人が摂ると血圧を下げられる効果があります。
柔らかく歯触りがいいのか、食いつきはかなり良い印象でした。歯はないけど。
エルバステラ
エルバステラは個人的にずっと気になっていた野菜です。
というのもこのエルバステラ、見た目は少しギザギザしているニラのように見えますが、オオバコの仲間なんです。
オオバコといえば、カルシウムが豊富で野草の中でもリクガメのエサとしてメジャーな野草。
そのオオバコの中でも、食用として栽培し始められたと言われているのがこのエルバステラです。
100g中 | 水分 | タンパク質 | カルシウム | リン | 食物繊維 | ナトリウム | カリウム |
エルバステラ | 89g | 1.2g | 124mg | 24mg | – | – | 123mg |
さすが、カルシウムとリンの比率もグッドですね。
食物繊維とナトリウムについてはどうしてもデータが見つからなかったのですが、各所で「食物繊維が豊富」と書かれていたので、きっとそうなんだと思います。
横道に逸れますが、オオバコは種皮の殻を粉末にした「サイリウム」というものがあります。不思議なことにアイドルのライブで見かけるあれと名前が似てますね。
こちらは製品によりますが、食物繊維が約90%あるそうです。なのできっと食物繊維は豊富です。
葉は柔らかく、細いので小さなリクガメでも食べやすそうです。
ちなみに、「エル・バステラ」ではなく「エルバ・ステラ」とのことです。そうなんだ。
おわりに
エサの葉っぱ屋(京都葉っぱ屋)さんについて紹介しました。
最後にもう一度、お店のURLです。(2023年追記 / 「京都葉っぱ屋」へURLを修正しました)
私が知る限りですが、これまでリクガメ用の野菜を手に入れようと思ったら、八百屋やスーパーで買うか、自分で育てるかのどちらかでした。
しかも、いずれにせよ人間用に改良されているものであったり、購入するにしてもどういったルートで作られたものか不透明な部分もありました。
しかし、そもそも「草食動物のための」と銘打って作られている野菜となると、とても頼もしいですね。
その時期ごとにラインナップも変更になったりもするので、さまざまなバリエーションのエサを与えることもできます。
かつ「日常使いしていただきたい」との思いから、お値段もかなり抑えているとのこと。
もはや「良心」そのもの……。
- 日々のエサのバリエーションに困っている
- リクガメ用のエサを人間用と分けるのが大変
といった方も、生体にあった量を週に一回注文するだけでリクガメのエサに困ることが少なくなること請け合いです。
Twitterからも並々ならぬこだわりが見えるので、ぜひフォローなどしてみてはいかがでしょうか?
ではまたまた~ノシ