リクガメの命に関わるところにはお金をかけたいけど、できるだけ節約もしたい……
正規品は品質はいいけど高い!代わりになりそうなものはないかな!?
こんにちは。私が皆様の悩みの「権化」です。
趣味は楽しいものですが、お金をかけなくてもよいところは削りたいですよね。
こんにちは、おとおしゃんのコングロマリット(=おとコン)ミーゴラン(@thrs_f)です^^
前回、我が家のギリシャリクガメの環境の一部を紹介しました。
ペットを飼うということは、設備や餌代、病院代など何かとお金がかかるものです。
ことさらリクガメ飼育はなんだかんだで「小物」が多いです。
もちろん、リクガメの命に関わるような設備面には、加温器具など節約しようがないものもあります。
ただ、リクガメに直接的に害のないものも、探していくと代用が利くものもたくさんあります。
今回はそのあたりを紹介させていただきます。なぜかというと、見てほしいからです。
リクガメに限らず、爬虫類や熱帯魚を飼育している人にはそういう傾向があります。気を付けて。
何を?
あと結論から言っちゃうのですが、ダイソーってすごいです。
ギリシャリクガメ飼育の小物類
ケージ、ヒーター / ライト類、床材。
このあたりがあれば、最低限リクガメを飼育することができます。
しかしながら、生き物を飼う上で非常に重要なのは「できる限り野生の環境に近づけていくこと」だと思います。
動物はほぼすべて野生に生きてきた場所の気候、環境がありますので、それらに合わせた飼育スペースを作っていくことが大事。
ただ、あまり突き詰めていくのも限界はあります(最終的に移住するしかなくなるから)。
また、生き物を鑑賞したいという「人間側」の都合もあるので、そこのバランスは常に考えないといけません。
あっ、テーマがズレてました。本題に戻ります。
リクガメを飼育するうえで、うちで使っている小物のうち、「爬虫類 / リクガメ用」として販売されていなくとも使用しているものをいくつか紹介します。
エサ皿
エサ皿です。ダイソーに売っているまな板を使っています。
↑エサ皿はこちら(画像クリックでジャンプします)。
大前提として、リクガメはエサをお行儀よく食べるという概念はないので、かなりとっ散らかります。
以前はリクガメ用のエサ皿を使っていたのですが、次第に「これじゃなくてもいいよな~」と思うようになりました。
また、自然な形状でデザインはよいのですが、どうしてもその形からサイズの割に入る量が少ないと感じていました。
リクガメはけっこう食べる量が多く、野草や野菜が中心の食事なので、けっこうエサがかさばります。
さらにリクガメは見た目通り段差があまり得意ではないので、フチが高くなっている物は使いづらい。
ということで、こういった条件で何か良いものがないか探していました。
- ひっくり返しにくい
- エサを置くスペースが無駄にならない
- あまり高さがない(段差があるとリクガメが食べにくいので)
- 洗いやすく濡れてもOK
- (あと、できる限り安い)
するとダイソーでいいのがあったのでこちらを使っています。
またフチも低くて2辺が少し高くなっているので、リクガメが侵入してきた反対側が散らかりにくくなっているのもポイントです。
それでも散らかすときは散らかすんですけどね。
↑なぜエサ皿が縦になって刺さっている……?
ただこのエサ皿にしてから、いろんな野草をサラダにして乗せやすくなりましたし、リクガメも食べやすくなったようです。
エサ皿については色んなタイプがあって、柵の形をしているものもあり「なるほどなぁ」と思いましたが現在ではこのダイソーのまな板でまかなってます。
水入れ
水入れです。ダイソーのものを使っています。
↑水入れはこちら(画像クリックでジャンプします)。
水入れについては、刺身醤油を入れる皿やプラスチックトレーなどいろいろ試してみました。
また、いろんな情報を調べていくと、案外リクガメは水浴びが好きみたいです。
そのため「全身が浸かるサイズ」だといいかなと思って、大きめのステンレストレーにしました。
実際に水に浸かっているところの写真があまり撮れず悔しいのですが、家に帰って様子を見ると結構水が汚れていたりするので、ちょこちょこ水浴びしてるみたいです。
なにかの資料で「リクガメは静止している水を認識できない可能性がある」みたいなことが書かれていたのですが、さすがに脚が触れると「水だ!」と気づくでしょうしね。
また、かめは空間認識能力に長けているそうなので、同じ場所に同じものを置いておくと覚えてくれるみたいです。
水入れに関しても使いやすそうなものがあって「ほほう……」とは思うのですが、現状このステンレストレーで落ち着いています。
なお、水が冷えすぎるのを防ぐために、セラミックヒーターの熱の届く範囲に置くようにしています。
加湿器
うちで飼っているギリシャリクガメは「乾燥系リクガメ」と言われていますが、あまりに湿度が低い環境はよくないです。
湿度に関する考え方について書いた記事はこちら。
なので加湿器を置いています。
これもダイソーです。
自然気化で加湿をする商品ですが、このタイプは乾燥しているほど中の水が蒸発するので加湿しすぎるといったことが少ないです。
特にヒーターの熱源近くは乾燥しがちで、なにも対策をしていないと30%以下になってしまうので湿度調整のために置いています。
これを置くだけでも周囲の湿度は50~60%程度にはなるので、密閉した空間であればそれなりに加湿できるようです。
それでも加湿が足りないほど乾燥している日などは、床材に水を撒いて調節しています。
特に寒いときリクガメはヒーターの下に陣取りがちなので、そのときに甲羅がカラカラになりすぎてしまわないよう、ある程度の湿度は保ってあげたほうが良いです。
そのため、私はヒーターの熱が少し届くくらいの位置にセットしています。熱でじんわり蒸発させて加湿しようという狙いです。
素焼き型の加湿器については、キャラクターものもたくさん出ているので、お気に入りを見つけやすいかもしれないですね。
かめが間違って食べないような場所に置けるのであれば、紙でできたものでもよさそうです。
まとめ
専用のペットグッズももちろん良いですが、使ってみると以外に使いにくかったりすることがあったりします。
そんなとき、安価で販売されている日用品などで代用できるのであれば、専用の市販品にこだわらなくてもよいと思います。
ただ、もちろんではありますがリクガメひいては生き物に害のある物質は含まれていないか、ケガや事故の起こりそうな形状のものでないかなどは設置前に十分検討したいです。
また、人それぞれ飼育環境なども違うので一概には言えませんが、ビバリウムには代用品やDIYの知識が役に立つことがたくさんあります。
あれこれ試してみながら、しっくりくるものを探していきたいですね!
ではまたまた~ノシ