広告関係の会社を選ぶ
会社による社会保険のない社会人経験を6年半経験し、次は絶対に社会保険が完備されている会社を選ぶ!と決めて転職活動を始めて2日。
そのハードル自体は大して高くはありませんでしたが、経験や実績自体は乏しく、転職先の選択肢は多くはありません。
ただその中でも前回の記事に記録したように「文章を書く関係の仕事に就きたい」という気持ちがありました。
“いきなり自分がやりたい仕事ができるわけがない。”
それはもちろん自分の中にあったので「広告代理店」と名のつく会社での求人を探していくことにしました。
その中でピックアップしたのは地場の情報誌や媒体にこだわらない広告代理店。
はたまた上場企業の支社やまた調理師時代の時に一度転職エージェントに紹介された「リクルート」まで、自分で調べられる情報をとにかく調べていきました。
そしていくつかサイトを見ていく中でとあるベンチャー企業を目にしました。
スタッフの顔写真もサイトに掲載されていて、かつ風通しもよさそう。
業務委託契約の時は、ほとんど情報も出てこずクローズな雰囲気がありましたが、その会社はとにかくオープン。
ベンチャー企業というのは割とそういった傾向があるのかもしれませんが、傍からサイトを見ただけでも「楽しそう」という雰囲気がありました。
そして広告も自社持っておりそれこそいわゆる「ホットペッパー」のようなサイト。
さらにBtoBの営業も行っており「人とのつながり」も作れる可能性も感じる。
会社規模や業界での評判まで調べられるほどリサーチ力を持ち併せていないのが心もとなかったですが、そういったところがとても魅力的な会社に見えました。
早速応募し一時面接が決まる
とにかく早く働かないと収入がなく、電気や水道等のライフライン関係も危うくなります。
全く話が逸れますが、私は字を書くのがあまり得意ではなく、綺麗でもありません。
従って履歴書を書くことが非常に苦手で、かつ1文字でも間違ってしまうと印象が悪いという通説を信じていたので、一枚書き上げるのにも2時間弱かかっていました。
どうにか履歴書を書き上げ、ノートPCで作成した職務経歴書をコンビニで印刷し準備を進めました。
そして前回の転職は駅などにあるインスタントで発行できるタイプの証明写真を使いましたが、今回は予算が少ないながらに、きちんとした写真屋さんで撮ってもらおうと考えました。
もちろん、自分で撮影できるものの方が安くは済みますが、できることは全部やって臨みたいと思っていました。
価格は3,000-4,000円程度だったと思いますが、個人経営の写真館にて撮影。
更には履歴書の封筒を「速達」で送り、結果を待ちました。
結果は割とすぐ、3日もかからないうちに一時面接の通知が届き、実際に面接をすることに。
またもやスムーズに転職が決まる
一次面接を行った際、面接は全部で3度ある説明を受け、その日の夕方には二次面接の連絡を頂きました。
一次面接は人事部、二次面接は支社長。
そして三度目となる最終面接では、その支社に来る「常務」と行う、という流れでした。
人生で三度も面接を受けたことがなく、そもそも面と向かって人と話をすることが正直まだそんなに得意ではなかったので内容は正直覚えてすらいませんが、何とか最終面接まで進むことができました。
そして最終面接も終えるまでに10日程度だったかと思いますが、あとは結果を待つだけ。
家に帰って調理師時代から飼っていたカメに向かって合格を祈りました。
結果は見事(というべきか)、合格。
恐らくとにかく体力と根性がある、ということだけでもアピールしたのが良かったのかもしれません。
言い方が正しいかどうかはわかりませんが、晴れて「社会保険完備」の社会人らしい会社に入社できることになりました。