本は読むよ。
そりゃあ、読むよ。
こんにちは、ミーゴランです。
図書館にはメリットしかない!
私は必ず月に最低10冊は何かしらの本を読むようにしているのですが、子供ができてからというものやはりこれまで触れる機会のなかったジャンルの本もかなり増えてきました。
そこで図書館を使うことを考えたのですが、これがかなり便利でしかもハイテクだったので、記事にまとめました。
理由1:無料で利用できる
まずはじめに一番大事なものを書いておくと「本を読むのにお金がかからない」ということ。
先日、Twitterでこんな悲しい発言を目にしました。
本を買わずに図書館で本を読むなんて
作家に対する無銭飲食と同じだ!
お金を払うべき!
わからないでもないです。そりゃあ、作家さんとしては「直接」「新品の」本を買ってもらったほうが収入にもつながるのでしょう。
こちらとしてももちろんそれはわかっています。
ただ、本をたくさん読むということは、それなりにお金がかかるものです。
皆様もご存じとは思いますが、一冊1,000円は普通にします。
自分の分だけでも月に10冊買うとすると10,000円は軽く超えます。
これに合わせて子供のための本など買うと、本代だけで月の食費を超えてしまいかねません。
子どものために色んな体験をさせてあげたいけど、本の出費はできるだけ抑えたい。
そのためにも、図書館はうってつけです。
理由2:そもそも図書館の運営費は主に税金
理由1で述べたように、図書館の本は無料で借りられます。
なぜ無料かというと、全ての図書館ではないにせよ、図書館を含む「公共施設」の多くの財源は市民からの税金で賄われています。
市営プールだったり市役所内の食堂等、利用にお金がかかるところももちろんありますが、図書館については回りまわって「お金は払っている」と考えられるのではないでしょうか。
私は正直、「利用しないともったいない」とすら思っています。
それは金銭的なものも含まれますが、以下に述べる理由がとても大きいです。
理由3:「試し読み」として使える
これは私個人としての意味合いもありますが、子どものためにもとても有益です。
図書館によってルールは異なるかもしれませんが、図書館では一人当たり一度に10冊までの本を最大2週間借りることができます。
長編小説のようにボリュームのある本であればそんなには必要ないかもしれませんが、こと「絵本」に関してはこのシステムは非常にありがたいです。
なぜかというと、絵本1冊あたりは5-10分ほどで読めるものが数多くあります。
複数絵本を借りて家に置いておくと、自分の子供の嗜好やお気に入りを観察することができます。
気に入った絵本は何度も「読んで」とせがまれます。
本屋で販売している絵本の多くはとても魅力的なものばかりですが、どうしても大人の事情で「良い」とされている絵本が推奨されていたり、いざ買って読んでみるとあまりはまらなかったりする場合もあります。
その点、図書館で本を借りる場合は一度に数冊を借りることができ「家にその絵本がある」というシミュレーションもできます。
また、「子どもと一緒に絵本を選ぶ」こともできます。
今の時代、ネット等で色んな情報を探すことができます。
ただ、これは本に限ったことではないかもしれませんが、「複数の情報」を「複数人」で「一度に視界に入れる」ことは中々難しいです。
図書館で絵本を選ぶとき、親の目線で選んでも良いのですが、何冊か面白そうな絵本を持ってきて机に並べて「どれにする?」と子どもに選ばせることもできます。
なお、定番ですが、うちの長男・次男ともにお気に入りは「ももんちゃん」シリーズでした。
理由4:知らなかった作家さんの本にも出会える
これも図書館によってペースが異なってくるかもしれませんが、自分達が思っているよりも本の「更新」も活発です。
先日借りた絵本は2019年に発行されたばかりのものでした。
また、本屋さんはもちろん多数の本を扱っていますが、子どもにとっての「面白い」よりも大人が考える「ためになる」「売れる」「ロングセラー」といった目線から陳列や平積みされていたりとどうしても「商業ベース」の考え方が多くなりがちです。
もちろん我が家でもお気に入りの作家さんもいますし、図書館の本はオススメこそあれど、あくまでも「フラット」です。
「売れている絵本だから」「話題の絵本だから」といった紹介はされていません。
より親として、子どもとしての感性に従ったチョイスができます。
理由5:多数のジャンルの本を同時に借りることができる
さらに、図書館は普段あまり見ることのない本を気軽に手に取ることもできます。
それはもちろん、上に述べたような子ども向けの本もそうですし、大人にとっても新たなジャンルを開拓できる場所でもあります。
少し本題からそれますが、私の家ではカメを3匹飼っています。
うち2匹はリクガメ。
リクガメの主食は野草や野菜ですが、調べていくと野菜よりも野草のほうがリクガメに適している様子。
ただ、野草と言っても種類は無数にあり、中にはエサとして適さない種類もある。
そうなるとある程度勉強をしないといけないのですが、どうしてもネット情報だと写真が不鮮明だったりいまいち「この種類はこの野草か」といった確証も持てません。
そんな時に図書館で野草の本を借りることで知識の補填にもなります。
本題に戻すと、子どもの絵本でも「紙芝居」だったり「大型絵本」だったりと通常の絵本とは異なるテイストのものも数多くあります。
借りる、借りないというのはまた別ですが、こういったものがあることを知っておくという事自体も選択肢を増やすという支店ではとても有益だと思います。
まとめ
以上、いくつか利点を書いてみましたが、正直なところメリットはこれだけにとどまらないと考えています。
図書館に足を運んで子どもと本を選ぶ時間そのものも有意義な時間だと思いますし、我が家でも普段出かけられる場所が公園やショッピングモールといったものがほとんどでした。
しかし、図書館を選択肢の一つに数えられるようになってからはより子どもと楽しめる時間を持てるようになりましたし、本当のお気に入りを別途購入したりして「子どもの好きなもの」を揃えられているように思います。
- 図書館は無料で利用できる!利用しないと損!
- 色んな本の試し読みができるので、子どもの「お気に入り」がわかる!
- 自分の趣味や資格に関する本ももちろん借りられる!
- 新しい作家さん、紙芝居等、普段本屋さんでは見かけることのない本に出会える!
ひっくるめていうと「最高」
以上です。
是非子どもと一緒に「お気に入り」を探しに行ってみてくださいね!