こんにちは、おとおしゃんです。
私は現在、二児の父で会社員として日々仕事をしたり、家事をやったりしています。
先日、Twitter上で永江一石さん(@Isseki3)がこういったつぶやきをしていました。
そうかな。肘ついてご飯食べると行儀悪いみたいに、日本人なら箸の持ち方くらいはちゃんと教えた方がいいと思うよ。これはマナーや礼儀の問題だから
お箸の持ち方がおかしいと、お嫁にいけない?あるお母さんのツイートが話題 https://t.co/v7Y21DD0e9 @ciaoliviaさんから
— Isseki Nagae/永江一石 (@Isseki3) 2019年6月18日
つぶやきのリンク先では、お箸の持ち方がおかしいと指摘された子供のお母さんが業を煮やしている記事が掲載されていました。
これってまぁ、賛否両論だとは思うんですが、個人的には「正しい箸の持ち方を教えるのは必要」だと思ってます。
(永江一石さんもすでにブログで書かれていましたが、今回は私としての意見として……)
More Access! More Fun!永江一石のITマーケティング日記
けっこう個人的な意見にもなってくるかもしれませんが、今回はこのことについて記していきます。
そもそも「正しい箸の持ち方」って必要なの?
正しい箸の持ち方が必要かどうか。
それは個人各々で決めて頂いて問題ないと思いますが、私は必要だと考えています。
なぜなら、箸の持ち方ひとつで「信用を落とす可能性がある」からです。
しつけやマナーは「相手を不快にすること」以外は我が家は全然重要視してない。
社交界にいくこともないしね
逆にお箸の持ち方で人を判断するような人となんか付き合わなくていいと思ってる。「しつけ」って言葉、大嫌い。親は「しつけができてない」って言われることにビビってるかもしれんけど、— ちゃちゃこ@正直クソババアお母さん (@shinkontosa) 2019年6月12日
今回の議論の発端になったちゃちゃこ@正直クソババアお母さん(@shinkontosa)さんはこう語っていますが、「社交界」に行くことがなくても箸の持ち方は必要だと思いますし、「箸の持ち方で人を判断する人と付き合わなくていい」というのもかなり極端かなと思います。
なぜなら「箸の持ち方がおかしい」と多くの大人達は直接指摘しません。
「あいつ、箸の持ち方おかしいよな」と陰でバカにしてきます。
「社交界」まで行かなくとも、社会人になってから社外の人と会食するときに相手方にそう判断されて機会損失してしまっても勿体ないです。
つまり、「自分達がどう思うか」ではなく「相手がどう思うか」を想像しないといけないんです。
子どものためを想うなら、思いつく限りでも以下3つのリスクには目を向けるべきです。
- 学校等の集団生活でバカにされる。
- 大人になった時、会食で印象を下げる恐れがある。
- 結婚前の顔合わせで変な目で見られる恐れがある。また結婚後、相手方と食事をするときにも付きまとう。
出会うすべての人が「箸の持ち方なんて気にしなくていいよ」という寛大な人なら問題ないのかもしれないですが、しっかりした環境の人ほどこういった点は気にします。
もちろん、マナーに関するテレビ番組とかほど「かっちり」する必要は全然ないと思いますが、基本的なことくらいはできていたほうが良いと考えます。
箸の持ち方は「伝統」
箸の持ち方。
日本人であれば箸を使ったことがない人なんていません。
世の中はどんどんグローバルになってきたとはいえ、それでも私たち日本人は常日頃の食事で「箸」を使います。
日本の文化に憧れて移住する外国の方も増えてきています。
古い考えかもしれませんが、私は日本に住んでいて「日本文化」を誇りに思っています。
自分達の狭いコミュニティだけでなく、「外から見た」時に恥ずかしい思いをすることはないと考えています。
日本の文化を伝えていくうえで「食事のマナー」というものは付いて回るものですし、仮に外国の方に「正しい箸の持ち方を教えてくれよ」と言われた時に教えることができないのもなんだか不甲斐ないですよね。
私が勝手に心の中で「おやっさん」と敬愛するオイルキング@商社マンのキャリアと副業 (@oil_king_kay)さんもこういう意見を発信されていました。
駐日している外国人のEXPATも来日前にきちんと箸の持ち方を含めた日本でのマナーを一通り学ぶ。
マナーとはそう言うもの。 https://t.co/U9vjMbwR03
— オイルキング@商社マンのキャリアと副業 (@oil_king_kay) 2019年6月18日
外国の方も「マナー」として箸の持ち方を学ぶのに、日本人の私たちができないと「お手本」にもならないですよね。
親がしてあげられること
箸の持ち方は「マナー」。
「人に迷惑かけてないから良い」というような意見もありますが、「食べ物を食べる時にくちゃくちゃしない」とか「肘ついて食べない」で考えるとどうでしょう。
恐らく少なくともどちらかは共感していただけると思うのですが「箸の持ち方」もそれと同列の「マナー」だと考えています。
では、その「マナー」に対して親ができることは何か。
これはあくまでも持論なのですが、こういったことをベースに育児を考えています。
- 「やる、やらない」は別として「教えてあげる」ことが大切。
- 強制するのではなくて「気づかせる」ことが大事。
- 親が正しい所作ができていれば最低限「真似してくれる」
やる、やらないは別なんですが、子どもなんだから「言わないとわからない」んですよね。
言って聞かせる、というわけでもないですが、まずは言わないと始まりません。
「箸の持ち方なんて正しくできなくてもいい」と親が開き直るべきではないです。
また、子どもってやっぱり良くも悪くも「親を真似する」ものだと思うんですよね。
親が正しい行いをしていれば子どもはそれを真似しようとしますし、うちでも両親と同じことができないと「どうやってするの?」と2歳半の子供が聞いてきます。
子どもは親の事をけっこう見ているんですよね。
だからこそ自分も「正しい」と思うことをしていかないといけないと考えています。
まとめ:箸の持ち方を初めに正しく教えられるのは親
箸の持ち方については各々の考え方はあるかと思いますが、正しい持ち方をしないことで「不快」と思う人は一定数いますし、それが後にどんな影響を及ぼすかわかりません。
ものすごく仕事のできるビジネスマンが棒を握るように箸を持っていたら格好悪いですよね。
- 正しいお箸の持ち方は「マナー」
- 自分達の視点ではなく、「相手がどう思うか」を考える。
- まずは親が正しい所作をして、それを子どもに真似させる。
箸の持ち方を正しくするのは、海外で言う「チップを渡す」とか「レディファースト」等と同列のものだと考えています。
アメリカでは幼いころから「レディファースト」を叩き込まれるそうなのでそういった「最低限のマナー」を教えるのはやはり親です。
「結婚できるできない」は別として、そういうマナーを親が放り出してはいけないですよね。
「うちはうちだから他人に言われる筋合いはない」と言われるなら議論の余地はないですが、最低限「外に出しても恥ずかしくない」子どもに育てるべきかなと思います。
以上、私の育児論でした(ちょっと違う)