- 気持ちばかりが急いてしまってなかなか実績に結び付かない。
- 同期や同じ年の周りは出世したとか聞くけど、自分はまだ。
- 仕事の内容自体に不満はないけど、何をしたら収入を増やせるんだろう。
おとおしゃんです。
そう思うことってありますよね?
お金は「選択肢を広げるもの」
私達は社会人として、時間と引き換えにお金を稼いでいます。
もちろん、収入が増えれば嬉しい。
私は常日頃より「金は選択肢を増やす」「権力は実行力を増やす」という、マンガでよくいる豪快タイプの重鎮(眉毛の太いパワー系/髪は短く、笑い方は『ガッハッハ』)みたいなイメージで考えているのですが、こと「お金」については真実だと考えています。
これは真実だなぁ。
「選択肢の幅が増える」
ソフトバンクの孫さんも「たかが金ごときに自分の信念が阻まれてたまるか」と死ぬ気で金を集めたこともあると言うし。
金がなくてもできることはある。でも金があるとできることは広がる。 https://t.co/fCSijsA3Ta
— おとおしゃん│NEOサラリーマン (@thrs_f) 2019年6月9日
※上のものは敢えて自分のtweetから引っ張ってきていますが、例によってmotoさん(@moto_recruit)のtweetからリツイートしたところ、2019/06時点では最もいいねとリツイートの反応をいただきました。
「収入が増えれば選択肢が増える」
もちろん、お金を使わなくてもできることはあります。
今の時代、デジタルなことなら工夫すれば大体のことは無料でできるようになりました。
しかし、お金がないとできないこともあります。
お金がないと機会損失につながることもあるのです。
仮に自分の子供が「宇宙飛行士になりたい」と本気で言ったとして、それまでにかかるお金はおよそ1500万と言います。(全部私立だったらそれより何倍もかかりますし、防衛大とかなら安くなりますけど)
そうなったときに「うちにはお金がないから」というのは情けない話です。
「お金があれば」自分や他人に投資も出来る。
細かいところでいえば、家族や仲間、両親にもプレゼントも出来る。
収入が増えることは大変ありがたいことなのですが、なかなかそういった「急成長」することは正直稀です。
それは何故なのか。
成長と器
なぜ突然お金持ちになることが稀なのか。
それは、器が追いついていないからなんです。
大きな金を受け入れられるだけの、懐の深さと大きさが無いからなんです。
そしてその器もまた、突然大きくなる事はありません。
今、急成長していて大きく活躍している人たちは、水面下でそれだけ努力をしてきています。
目には見えずとも、一回り二回りと、器を大きくしていっていただけなんです。
「氷山の一角」なんて言葉を使いますが、今、大きく評価を受けている人は「評価されている部分」以外にものすごく大きな「塊」があります。
その氷山の一角が頭を出した時が、飛躍をする時。
だからよく「Youtubeで一攫千金」とか「ブログで毎月100万」とか聞きますが、こういった人って表に見えている以外にものすごい努力をしてきた人たちなんですよね。
どうやって器を大きくするのか
それはとても簡単な事なんですけど〝自分の責任をコミット〟していくことなんですよね。
自分の責任、約束事をコミットしていくことで、信頼を得られる。
対顧客であれば、交わした約束を果たしていく事で、相手は確実に幸せに向かっていきます。
例えばYoutubeなら「楽しませた人の数」が多ければ多いほど人気も高まります。
ブログを書く人なら「ためになった」と思った人が多ければそれに比例していきます。
幸せにした人数が多ければ多い程、懐が深く、器は大きくなっていきます。
器の大きさって、幸せにした人の数と比例します。
幸せにした人の〝輪〟の大きさに比例する。
だからこそ「やるからには相手を幸せにする」気持ちで取り組む必要があります。
ずいぶん昔、別のブログ上で自問自答するためにこんなことを言っていました。
そもそも私は、自分の関わる相手を幸せにする努力をしているだろうか。
いつも自分の隣にいる相手はどうか。
パートナーはどうか。
仲間はどうか。
まずは、自分を取り巻く環境から見直す事も重要だ。
自分の周辺を幸せにしていく事が、着実に強く大きい器を作っていく事になる。
今、幸せの中心に立っているか。
コンフォートゾーンについて
お金を増やしていくためには“器”を大きくしていく必要があります。
そもそも「突然お金持ちになった人」って、長続きしません。
人にはそれぞれ「自分の居心地の良い」行動であったり選択というのがあって、無意識にでもそれを続けたがります。
それを「コンフォートゾーン」と言って、例えば仕事であったり生活水準であったり一度定着したものはなかなか元通りにすることはできません。
宝くじに高額当選した人が破産したり、プロ野球選手が引退後にお金に困ったりすることがあるのはこのコンフォートゾーンが関係しています。
一度お金を浪費できる環境に身を置いてしまうと、そこからお金がない状態に慣らすためには相応の“痛み”が伴います。
逆を言うと、これから成長する人はそのために自分の「コンフォートゾーン」から抜け出す必要があります。
分かりやすく言うと、本を読んだり勉強会に参加するなど「今より一歩」無理をして努力することが大切になってくるということです。
まとめ
何もせずにお金が入ってくることはありません。
また、「何もせずに」お金を得ている人がいたとしても、その人はそれだけの仕組みを作っているだけに過ぎません。
それには相当な努力が必要になります。一朝一夕では作れません。
「出世したいしお金も欲しい、でも何からやれば?」
そういう人は、「少し無理をしてみる」ところから始めたほうが良いです。
- お金は選択肢を増やす。
- 急に収入は増えない。“器”を大きくするために自分のミッションをコミットする。
- 成長するためには「コンフォートゾーン」から抜け出す。
“器”を大きくしていって、いざ大きなお金が降ってきたときに取りこぼさないようにしていきたいですね。