保険

【注意喚起】この記事を読んだ後、必ず任意保険の内容確認をお願いします。

ミーゴラン

この記事を読んだ方は、念のためすぐに保険の確認をしたほうが良いです……

ミーゴラン

こんにちは、おとおしゃんのコングロマリット(=おとコン)ミーゴラン(@thrs_f)です。

今回の記事は、(筆者のだらしなさも含め)読む方によっては不快と思われる表現も含まれています。

警察の実況見分や修理等も含め、事故処理自体はすでに完結しております。

相手方を軽んじていると受け取られる場合もあるかと思いますが、そもそもの責任は私にあることは承知しています。「こういうケースもある」という見方でご覧いただければと存じます。

少し前の話なのですが、車を運転していて交通事故を起こしてしまいました。

こちらに完全に非がある事故ではありますが、経験したことをお話させていだきます。

こうならないため、またはどなたかが似通った状況になってしまったとき、どう対応していくべきかの参考としていただければと存じます。

発端はサイドミラーの接触事故

ことの発端は、私が運転していた車のサイドミラーが、相手方の車のサイドミラーに当たってしまったことが始まりです。

時速は20km以下、路肩に停まっていた相手方の車を通り抜ける際に目測を誤り、相手と自分の車のミラーをぶつけてしまいました。

停車中の車に当ててしまったので、こちらが10対0の過失です。

その時は、警察の方をお呼びして、物損事故という形で処理することとなりました。

もちろんですが、お相手の車のミラーはこちらで修理費を全額負担することをお伝えしました。

なおこちらは数センチほどミラーの塗装が剥がれた程度であり、動作にも支障はなかったため、自車は修理不要と判断しました。

任意保険の会社へ連絡

事故処理が完了し、手続きと事故の状況を知らせるため、保険会社へ連絡。

その前にミラーの修理費について調べてみたところ、ものにはよるが5万~10万がおおよその相場とのこと。

自動車の任意保険は、使用することで月々の支払い額が上がるものが多いです。

最終的に保険を使用するかしないかは自己の判断となるため、相場通りの修理費になるのであれば、見積もりを確認してから決めようと考えていました。

またその段階では任意保険は「使用できる」と言われたため、保険会社から一度相手方に連絡をしてから折り返すとのことで電話を終えました。

保険が適用できなかった

保険会社へ事故の連絡をしてから数時間後、あらためて保険会社から連絡がありました。

内容をかいつまんで記載すると、

  • 保険が適用外となっていた
  • 契約者(妻)のみ保険が使える状態になっていた
  • 一度相手方へ連絡してしまったが改めて状況を伝えるので、お客様(私)からもお相手へ電話をしてほしい

とのことでした。

※注:以前、クレジットカードやローンが使えなかった時期があり、大きな買い物の書面は妻に書いてもらっていました。

車を購入する際、任意保険についても契約者を妻にして、私も適用できるようにしていました。

その後、妻が運転することがなくなり運転者が私だけになったので、保険の適用範囲を私だけにしたつもりでいました。

しかし、実際は契約者(妻)だけが適用されるようになっていたのです。

どういった経緯でそうなったか当時のことはあいまいですが、定期的に見直しをしていなかった私の問題です。

保険の適用範囲は定期的に確認をする。

治療費を払えと言われる

任意保険が使えないとなってしまったため、自分から相手方へ連絡を行い、修理費用については保険を通さず支払いをする旨を伝えました。

その場ではすぐに終話したのですが、その夜23時過ぎに相手の方から電話がありました。

首と肩が痛い。治療費はどうしてくれる?

突然のことだったのですぐに返答できずにいると「とにかく今交番にいるから来てほしい」と言われ、指定された交番へ行きました。

警察官数名と相手方、私の3者で話をすることとなり、席につきました。

相手方の言い分としては、このようなお話をされました。

治療費を払ってもらうか、はじめ物損事故として処理したが人身事故に切り替えるかどちらかにしたい。

スピードもかなり出ていた。相当な衝撃だった。

相手の方が誇張して話をしているのは明らかではありましたが、それを指摘すると話が進まなくなることも予見されたため、そのまま進めていきました。

70万請求される

事故を起こしたのはこちらなので、修理費はもちろんこちらで支払うことを相手にお話ししました。

そのうえで、この時点ではまだ病院の診療も受けられておらず、治療費についてはどのくらいの費用がかかるかはわかりません。

そのため、相手の方に現時点でどうするのが最良と思われているのかお尋ねしました。

(自賠責保険の傷害で支払われる上限が)最大120万だから、その半分60万と、修理費10万。

払えないなら人身事故にして自賠責保険の上限まで取る。

こういった経緯で70万請求されました。

もちろん自賠責保険には加入していましたが、どういった条件で適用されるのかは私自身知識が足らず。

その直前に調べた限りでは、上限の120万では支払いきれないこともあるといった情報もあったため「さらに金銭の要求をされるかもしれない」とも考え、その場では正しい判断ができませんでした。

なおここまではあくまで民事となりどちらの味方にもつけないため、警察の方も間には入らず見守られていました。

ただ、人身事故にするのであれば被害者の意思次第なので、加害者側の同意は不要とのこと。

請求額については相手が理にかなっていないことを言っているのはわかるのですが、知識不足もありそれがどうおかしいのかを説明することができない状況でした。

返答を保留し解散

少なくともその時はすでに夜中の12時を回っており、今の状況では誤った判断をしかねないと感じました。

そのため、まずは人身事故への切り替えは相手の方の判断となることから最終的にはお任せすることを伝え、請求された70万については一日お待ちいただくようお話して終了しました。

翌日ちょうど仕事も休みだったため、ネット上でこういったトラブルがあった場合などの対応について調べたり、知人や車屋さんなどに相談してみました。

調べていったところ、警察以外にも交通事故に関する相談窓口が各都道府県にもあることを知りました。

以下一例です。

弁護士への無料相談などもありましたが、まずはこういったところに相談してみようと考えました。

絶対に「当人同士で」即答しない。

知り得る限り人に相談をする。

治療費に対する現金は支払えないと返答する

交通事故相談所、知人、車屋さん経由でつながりのある保険会社等、お尋ねできる範囲でいろいろとアドバイスをいただきました。

その結果、現金は支払わず人身事故にしてもらい治療費は自賠責から請求してもらうのが最良ではないか、ということとなりました。

  • 事故の状況からみても、自賠責保険もそこまで(60万)支払われるケースはない
  • 仮に個人間で約束をして支払ったとしても、それで終わるとは限らない
  • さらなる請求、もしくは支払われた後さらに人身事故として切り替えてくるかもしれない

「そもそも、今回の状況では医者も診断書を出さないのでは」といったことも数名から伺いました。

※診断書は最終的に出されたようなので、お医者様によると思います。

併せて「今後どう転んでも言った言わないの問題にならないよう、すべてのやり取りは記録しておくこと」と念を押されました。

やり取りはすべて記録に残す。

その後、相手の方へ現金のお支払いはできないこと、修理費についてはご連絡をお待ちしていることを電話にてお伝えしました。

数日後、夜間に訪問される

現金のお支払いができない(行わない)ため、人身事故への切り替えを行い、治療費については自賠責保険へ請求していただくようお伝えしてから数日後。

再度、夜間(23時過ぎ)に相手の方から連絡がありました。

連絡があったといってもその日はすでに就寝していたため応答をしていなかったところ、インターホンを鳴らされました。

↑インターホンに残っていた実際の画像を加工しています。

もちろん家の住所はお伝えしていないのでどうやって特定されたのか詳細はわかりませんが、妻も子供も寝ており、また夜中でもあったためすぐに応答せずに一度警察へ連絡。

何度もインターホンを鳴らされたあと、しばらく家の前に居座られていました。

さすがに個人間で話をすることに恐怖を覚えたため、警察の到着を待ってから相手の方とお話をしました。

なんで連絡に出ない。

警察に診断書を出した。あとは本人たちで話し合えといわれたから連絡した。

何度も連絡したのに返事がないから来た。

相当興奮されていた様子ではありましたが、応答をしなかったことはお詫びをしつつ、こちらも夜間は応対ができないこともあるとお伝えしました。

またこの日の事前に警察署に伺い、人身事故へ切り替えとなった場合の流れについて聞いていたため、そのことをお話しました。

  • 被害者が病院からの診断書を提出する
  • 警察署で受理、処理される
  • 加害者側に連絡が行き、再度立ち合いのうえ実況見分がされる

ここまで言って初めて自賠責保険の請求手続きもできるようになるため、こちらはその連絡を待っている状態でした。

そのうえで、自賠責保険の請求をするとなった後はこちらで加害者請求として進めてよいかお尋ねしたところ、相手方にてなされるとのこと。

そのためこちらの自賠責保険の会社 / 連絡先等をその場でお渡ししました。

自賠責保険には、被害者側で手続きを行う「被害者請求」と、加害者が治療費の情報などを被害者から受け取り支払った後に自賠責保険へ請求を行う「加害者請求」の2つの請求方法があります。

自賠責保険金(共済金)請求の種類 – 国土交通省

また、ミラーの修理費については見積もりをお待ちしている旨お伝えしたところ、このようにも言われました。

ミラーだけの修理になるとは限らない。
車ごと買い替えるかもしれないから、そうなったらその分請求する。

納車して2週間の新車だった。300kmしか走ってなかった。
車ごと買い替えるかもしれないから、そうなったらその分請求する。

この点については「あくまで今回の修理箇所分は負担する」と強調してお伝えしたところ、

あっ、そう。
そういうこと言うんだ。

とのこと(なお後日ディーラーから受け取った見積書に、納車日は事故当時の3年前と書かれていました)。

車両ごと買い替える場合の補償についての主張は承諾せず終了しました。

なお念のため、深夜に訪問された件について迷惑防止条例にあたるのではないかと警察の方へ尋ねたところ、「借金取りの場合は問題があるが個人間なので不当とは言えない」とのことでした。

※地域によっては押し掛け行為として条例にあたる場合もあるようです。

修理の見積もりが届く

自賠責保険の請求についての話が終わった翌日、相手方の車屋さんから見積もりについての連絡がありました。

正規ディーラーから購入された車両で、見積もりもそのディーラーへ出されていました。

送付されたPDFにて確認したところ、修理費はミラー交換と工賃のみ、実際の修理費用は5万円程度。

これに関しても各所へ一度確認をしてもらうようにお願いをして、特に問題はないと判断をいただいたため、振り込み先を確認。

また「正規ディーラーの見積もりが最も正しいため、もしそれ以上の見積もりが届いたとしても応じる必要はない」とのアドバイスをいただきました。

ディーラーの方へ振り込み先が分かり次第支払いをする旨をお伝えしたところ、まだ本人から修理する承諾をいただけていないとのこと。

  • 店に振り込むこととなるので、事前に本人から修理の承諾が必要
  • 仮に振り込まれてから「修理しない」となると、(私の名前が店に登録されていないので)返金ができない

そのような返答があったので、確認ができ次第ご連絡をいただくようお願いし終話しました。

この部分についても、被害者本人より直接店舗へ尋ねたほうが良いと思います。

正規ディーラーの見積もりが最も正しい。

修理見積は大手(可能であれば正規ディーラー)に行ってもらう。

あまりにも不審な見積もりが来た場合、大手でも同じ見積もりとなるか確認してもらう。

見積書は必ず口頭だけではなくメール等で書面を控えておく。

相手の方としばらくやり取りが続く

  • ディーラーから修理の見積もりが届き、支払いの意思を伝えている
  • 自賠責保険について、相手の方にて請求をすると言われている

上記の状況となりましたが、その後2日に1回ほどのスパンで、しばらく連絡があっていました。

大まかな内容としては、以下の通りです。

そちらの保険会社から連絡がない。

そちらが何を考えているのかわからない。

話が進まないので、弁護士に相談する。

  • 自賠責保険については保険会社から連絡があるものではないので、ご自身でご連絡いただくこと
  • 修理費についてはすでに見積書をもらっているので、支払い先がわかればすぐに振り込むこと

上記をお伝えしましたが、「意味がわからない」「なぜ先に言わない」といったことを言われていました。

しかしながら情報は先にお伝えしているので、こちらとしてもこれ以上お渡しできるものはありません。

また、「弁護士に相談」の部分についてはこちらから言及せずに受け流しました。

この点については詳しい知人に聞いたところ「むしろ(おかしなことを言っているのが露見するので)弁護士に相談してもらったほうがいい」とのことでした。

「自賠責保険」は保険会社からの連絡はない。

「弁護士に相談した」と連絡が来る

見積もりが届き、先方に支払いの意思を伝えているがその後ディーラーからも連絡がなく数日が経過しました。

こちらとしては修理費用の支払いの意思、ならびに自賠責保険を請求するための情報はすでに伝えていたので、あとは各対応の進捗を待つだけの状況でした。

するとある日、相手の方から「弁護士に相談した」と連絡があり、そのことについて電話で話をしたいとのこと。

できるだけ字面での記録を残したかったため複雑ではありましたが、お電話にてお話をしました。

弁護士に相談した。

「示談はしたのか」と言われたが、どう思っているのか。

理解ができず「示談と申しますと?」と聞き返したところ「はじめに話をしていた70万について」とのことでした。

この時点ですでに、

  • 70万のお支払いはできないので、発生した治療費は自賠責保険へ請求していただくこと。
  • 修理については見積もりが出ているので、ディーラーへの支払い先をお聞かせいただき次第支払いをする。

という意思は再三お伝えしていたので、改めてお話したところ「自賠責は治療費を前払いしないといけない」と煮え切らない様子ではありましたが終話しました。

後日談ですが、それから弁護士の方からの連絡や書面などは届いていないので、実際に依頼までは行っていなかったとみられます。

警察による実況見分

「弁護士に相談した」という話のあと、少しの間連絡は来ていましたが、その間に警察の実況見分がありました。

かばってもらうわけではありませんが「事故の程度は状況からわかっている」「言いたいこともあるとは思うが、診断書が出ているので人身事故として処理が必要となった」と言われていました。

出ている診断書を確認のため手渡され、事故の状況を改めて記録し終了。

1週間程度で事故証明書が発行できるようになるとのことでした。

自賠責保険の調査員からの状況聞き取り

警察からの実況見分も終わり、修理費については相手方のディーラーさんからの支払い先の情報待ち。

人身事故となったための治療費については、自賠責保険へ請求手続きをしてもらう。

概ね手続きをしなければならないことは完了できた頃、相手方の保険会社の方から連絡がありました。

というのも、自賠責保険の支払いについて状況の確認 / 審査を行う必要があるとのことで、別途担当員からの電話があるという連絡でした。

よくわからなかったため、後日お会いした担当員の方に状況をどういった経緯でご連絡をいただいていたのかお尋ねしました。

ざっくり言うと、相手の方が自賠責保険の請求をご自身からではなく加入している保険会社へ手続きを委託されたため、再度状況を取りまとめたレポートが必要となったとのこと。

そのための調査と実際に聞き取りを行ったことの記録をとるため面談が必須となっているそうです。

  1. 修理費用の見積書(ディーラー発行 / 個人情報を伏せたもの)
  2. 修理箇所の画像(ディーラー発行 / 破損個所の写真)
  3. 自車の破損状況 / 車両の記録(写真)
  4. 自車の車検証の確認
  5. 事故状況の確認
  6. その他、これまでの経緯についての聞き取り

必須だったのは3~5のみですが、その他何か情報があればなんでも良いとのことだったので、そのほかも提供しました。

時間にして、1時間程度でした。この時は自宅近くのコーヒー店で行いました。

修理費の振り込みを行い終了

そしてそれからかなり時間が経ってしまいましたが、およそ3週間後にディーラーさんから連絡があり、 指定先の口座へ振り込みを行い修理については完結しました。

振り込み記録は残るが、念のため領収書を忘れずに送付してもらう

その後

修理費の振り込みが完了してからは、相手の方からの連絡もなくなりました。

自賠責保険の請求関連については、その後どの程度の請求がなされたのかはわかりません。

ただ、警察の方も「大した怪我はしていない」という診断書だったと言っていたこと。

また、自賠責保険の請求にも審査があります。

当然ではありますが申告する側が金額を指定できるものでもないので、満額(傷害の場合 / 120万)の請求とはならなかったのではないかと思います。

何にせよ、物損事故としての修理費を支払い、それからはそれ以前と同じように生活できています。

自賠責保険にも審査があり、言い値が支払われるわけではない。

まとめ

大の大前提として、事故を起こしたこちら側に非があります。

また認識不足で任意保険が適用できない状態であったことも問題でした。

任意保険が使える場合、ここまでの話にも保険会社が間に入ってくれるため、相手と直接やり取りをすることもほぼなかったのではないかと思います。

修理費の支払いについて保険を使うかどうかは最後の判断ですが、そこに至るまでがとてもトラブルが発生しやすいです。

通常は任意保険に入っていることが普通なのでごく少数のケースに限られるとは思いますが、すべてには当てはまらなくともいずれか参考になることがあればと思い、今回で得たことを以下に記録します。

保険の適用範囲は定期的に確認をする。

絶対に「当人同士で」即答しない。

知り得る限り人に相談をする。

やり取りはすべて記録に残す。

正規ディーラーの見積もりが最も正しい。

修理見積は大手(可能であれば正規ディーラー)に行ってもらう。

あまりにも不審な見積もりが来た場合、大手でも同じ見積もりとなるか確認してもらう。

「自賠責保険」は保険会社からの連絡はない。

見積書は必ず口頭だけではなくメール等で書面を控えておく。

振り込み記録は残るが、念のため領収書を忘れずに送付してもらう

自賠責保険にも審査があり、言い値が支払われるわけではない。

終わりに

そもそも、保険会社に対応してもらえるのであれば、ここまで話が複雑化することもなかったはずです。

またもちろんではありますが、車を運転する以上は最上の注意を払わないといけないし、もしこのようなことがあってから保険が適用できないとなっても遅いです。

今回のケースでは、相手の方もこちらが「無保険」とわかってから対応を変えてきた印象もあります。

相談した交通事故相談窓口の方にも、「仮に相手の請求をのんで支払ったとしてもさらに金銭を要求してくる可能性が高い」とも言われました。

また、当人同士だけで話をすると、その場の雰囲気や相手からの威圧によって不利なことを約束させられることもあると思います。

もし相手側から一方的な要求をされたとしても即答せず、まずは第三者と相談しながら対応すること。

なによりもし怪我をさせてしまった場合の相手のためにも、また自分の身を守るためにも、任意保険の確認を定期的に行うことを痛感させられた経験でした。

それではまた。