こんにちは、おとおしゃんのコングロマリット(=おとコン)ミーゴラン(@thrs_f)です^^
「かめ」いいんですよ。
どういいのかはこれからお伝えしていくのですが、このカテゴリ内を語るために今回はまず我が家のかめをご覧いただきたいと思います。
また、「かめの良さはすでに知っている」という方で、飼育環境についてご覧になりたい方はこちらからどうぞ。
リクガメとヌマガメ
日本で飼育できる「かめ」には大きくわけて2種類います。
- 水辺や水中に住むヌマガメ(水棲ガメ)
- 草原や荒野、山の中などに住むリクガメ
日本の川とかによく見かけるのはヌマガメですね。
最もよく見かける「ミシシッピアカミミガメ」は外来種であることをご存じの方も多いと思います。
ですが、二ホンイシガメなどの日本固有種もいます。
対してリクガメは日本固有の種はいません。
かめはリクガメ、ヌマガメとそれからウミガメもいますが、ウミガメはまぁ飼えないよね。島でも持ってない限り。
「かめ」の良さ

これ、どの動物にも言えるかもしれませんが、飼育しているからこそ見えてくる「良さ」ってあると思うんです。
しかしながらそれを言っててもしようがないので、一般的な目線(あるいはちょっと立ち入ったとこまで)での良さをご紹介していきます。
じっくり付き合うことができる
かめは基本的に長寿です。
月並みですが「鶴は千年~」とか言われますしね。
かめは種にはよるものの比較的飼育する敷居は高くないので、間違った飼育方法をとらなければ問題なく飼うことができます。
飼いやすいペットとしては金魚とかもたいがい丈夫ですが、かめはその上をいきます。
また、一般的に販売されているかめは基本どれも20年以上生きます。
きちんと寿命を全うすれば、小型のかめでも30~40年一緒に過ごすこともザラのようです。
「ようです」というのは私もそれほどまだ一緒にいないのでわからないんですよね。
ただ、ヌマガメは15年以上飼っていますが、まだまだ衰えるとかは全然感じないです。
犬・猫がだめでも飼える(アレルギー)

私はアレルギー性の喘息もちです。医者に「アレルギー反応が振り切れるレベル」と言われたことがあります。
なので毛のある動物と長い時間同じ室内で暮らすのは全体的にNGです。
でも動物が好きなんです。
そのため毛のない動物として金魚や熱帯魚を飼っていたのですが、かめもアレルギーについては気にしなくてよいことが多いです(触ったらちゃんと手を洗わないといけないですけど)。
また、爬虫類は基本そうなのですが鳴き声を出さないので、騒音関係でご近所の迷惑になる可能性も低いですね。
不器用だけど一生懸命
かめは人になれると後をついてきたり、くつろいでいるときに寄って来たりします。
なつく、ということではなく「慣れる」に近いのかもしれませんが、近くにいても怖がることなく人の前に出てきます。
無表情で近づいてくる様はどこか「ぶっきらぼうだけどちょっと優しい」キャラクター像を思わせます。

またこれはリクガメによくあるんですが、頑張って段差を登ろうとしたり何かを乗り越えようとしたとき、ひっくり返ります。
そしてなかなか起き上がれなかったりします。

実はかめ本人にも飼い主にとってもそんなに笑いごとじゃないのですが、頑張った結果少々おマヌケな様相を呈するのはリクガメならではです。
謎の満足感/リッチ感がある
かめは小型なものから大型のものまでさまざまですが、リクガメもヌマガメも小さくて甲羅の大きさが20cmほどのものもいます。
そんな手のひらより少し大きいサイズ感でも、迫力があります。個人的な見解ですが特にリクガメはどっしりしていて見ていて安心感があります。

これはおそらくかめが「かわいさ」「かっこよさ」を双方兼ね備えているためだと考えています。
「すごむところ」じゃあないッ!!
ギリシャリクガメの「よもぎ」と「きなこ」
我が家には現在、2匹のリクガメがいます。

新居建設中のため一時避難中のリクガメたち
2匹とも2019年の5月ごろ、ホームセンターのペットコーナーで販売されていた個体です。
もともと熱帯魚や金魚を飼育していた経験もあったため、専門のショップ以外で生き物を買うことは「やめたほうがいいんじゃないか」という若干の迷いがありました。
しかし、小さくともノシノシ歩く姿に妻とともに一目ぼれし、その場で迎え入れることにしました。
また、その時は「多甲板」と言って甲羅が通常の枚数よりも多いことから本来の販売価格の半額となっていたことも後押しとなりました。
「そういうもの」として知りましたが、 「多甲板あり」 のロットとして入ってきた生体は多甲板であろうとなかろうと通常の仕入れ値よりも安くなるそうです。
「命の値段」というわけではないですが、すぐに手の届く範囲だったことは決め手の1つとなったのは事実です。
飼育については、正直にいうと最初はナメてました。その時点で10年以上ヌマガメを飼育していたので、そんなに難しくはないだろうと。
しかしそう、育った環境が違うからすれ違いは否めないんです。
ヌマガメ(水棲ガメ)は日本の気候で飼育できるものも多いので、ペットとしてなじみ深いですが、リクガメは原則冬を乗り越えられない種が多いので勉強することが多いです。
そんな我が家のリクガメ2匹を紹介します。
よもぎ
よもぎです。

ですって言われても困ると思うのですが、餅です。よもぎ餅。
後に紹介する「きなこ」と比べて一回り小さいですが、好奇心旺盛で新しいものに先に興味を示すのはもっぱらこっちです。
リクガメ飼育のきっかけとなったのも、複数かめがいる中よもぎだけが飼育ケース内で活発に動いていてかわいかったので、心を動かされたというのが一番の理由です。

家族からは「よもちゃん」と呼ばれています。
見た感じよもぎには多甲板はなく、甲羅がこんもりとしています。
きなこ
きなこです。

ですって言われても困るかもしれませんが、餅です。きなこ餅。
「よもぎ」よりも体が大きく、上のはだいぶ前の写真ですが迫力満点でほぼ「恐竜」です。

きなこは背中の甲羅(背甲)に多甲板が見られます。
かめは通常真ん中が5枚、その左右に4枚ずつ甲羅があるのですが、きなこは真ん中が6枚、左側が5枚と枚数が多いです。
とはいえ健康に支障はないし、たぶん本人も気にしていません。元気もりもりです。
よもぎもきなこも多分オスで、きなこのほうが大きいので一緒にしておくと甲羅で突進(コンバットというらしい)していきます。
なので原則2匹一緒のケージには入れられません。
セイブニシキガメの「ぼた」
ぼたです。

ですって言われても「そうですか」としかならないかもしれませんが、餅です。ぼた餅。
ぼたは最古参のかめで、20代前半のころに「縁起をかつぎたい」という理由で飼い始めたかめです。漢字で書くと「西部錦亀」なのでいかにも縁起がよさそうでしょ?
はじめは500円玉くらいのサイズでした。私の子どもたちはもちろん、妻よりも付き合いが長いです。
昔の写真とかを漁っていたところ、どうやら2008年6月から飼ってます。
その間、5回も引っ越しをしてず~っと環境が変わりながらもこいつは無言でついてきてくれます。連れてきてるんだけど。
購入した帰り、購入した時の容器ごと胸ポケットに入れて連れて帰った思い出があります。今思うとダメですね。

付き合いが長いだけに「よもぎ」や「きなこ」よりもやや放任され気味ではありますが、それはそれとしてのんびりやってるようです。
ここだけの話、LINEスタンプにもなってます。
随時更新します
かめの良さ、かめ知識、またかめを飼うことで飼育者のおよそ100%が一度は行うDIYまで、やってきたことを少しずつ出していこうと思います。
なので今後ともよろしくお願いします。
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ではまたまた~ノシ