仕事に育児に自分のことに。何かと忙しい共働き世代のみなさん、お疲れ様です。
このブログでは、たびたび私の「個」として、健やかに家族が過ごすための提言をしております。
それは、「手を抜く ≒ バッファを持たせる」場所を増やすということ。
人間、やる気に満ち溢れているときには気にならないことも、体調が悪かったり「今日はヤダな」ということがたくさんあります。
それでもやらないといけないことがあるときの気持ちはとても、とてもよくわかります。
「やりたくないな」と考えてなかなか行動に移すことができず、ずるずるとちょっと後ろめたさを感じつつ、ネガティブな気持ちになったことがある人も多いはず。
でも結局は逃れられないので、やらなきゃいけないギリギリまで行動できなかったりすることも。
ですが、そのように思ってしまうことそのものを極力減らしていくほうが、人生は楽しくなると思いませんか?
すなわち「手の抜きどころ」を作り、趣味や自分の時間、子どもと触れ合う時間を増やすなど「本当に大切に思うもの」に充てたほうがいいという考え方です。
そのためにも、子育て世代の皆様にこそぜひ導入を考えていただきたいのが、そう。
です。
今回は、兼ねてよりあこがれのあった「ルンバ」を導入したので、使い勝手と共にメリットを紹介します。
ひとつ結論を言うと「ルンバはかわいい」です。
Roomba i2(ルンバ i2)
我が家で使用しているのは「ルンバi2」です。
我が家に来た翌日から、ほぼ毎日、本当に健気に頑張ってくれています。
ルンバ i2を簡単に説明すると、iRobot社から2022年に発売されたエントリーモデルです。
それまでは、入門機として「ルンバ e5」というモデルがあったのですが、その後継機がこの「ルンバ i2」です。
ルンバにはたくさんの種類がありますが、このルンバ i2は最も手に入りやすい価格帯の製品になります。
そんなお手軽なエントリーモデルながら、我が家では必要十分な能力を備えていました。
なお、クリーンベースといってゴミを自動で集めて捨てる回数を減らすオプションパーツもあったのですが、なんというかその、もう一台同じルンバが買える値段だったのでちょっと諦めました。
詳しいスペック等は公式サイトやそういった情報にお詳しい他のブログ様にてご確認いただくとして、使用してみた所感をお伝えしていきたいと思います。
どんなにやる気がない日でも、ワンタッチで床全面をお掃除
少し前の製品だと、ルンバは機種によっては1部屋か2部屋までの対応になっているものもあるようです。
しかし、ルンバ i2は3~4部屋くらいの床面積であれば一度にお掃除してくれます。
ある程度、複雑な間取りでも、入り込める場所であれば部屋を移動しながら隅から隅まで動き回ります。
電源コードなど邪魔になるものをどかす・導線を確保する、といった人間側からの「歩み寄り」も必要にはなってきますが、一度ルンバに働いてもらう前提で家具などの配置を考えれば、圧倒的に手間は減ると思います。
ルンバを使う本当の利点は……
これは個人的な感想なんですけど、ルンバに床掃除をしてもらう本当の利点は「床に物を置かなくなる」なんじゃないかと思ってます。
ルンバは言わずもがな床を這って掃除をするので、床に物が多いと効率が悪かったり、キレイに掃除ができなかったりします。
そのためルンバが掃除をしやすいよう、もっと言えば性能をいかんなく発揮してもらうために、部屋をスッキリさせる工夫をするようになるのでその意味でもルンバは本当におススメです。
アプリからいつでも働いた結果を見られる
iRobotが提供しているルンバ用のアプリにて、ルンバの状況を逐一確認することもできます。
もちろんプッシュ通知もしてくれるので、外出中でもルンバが掃除を完了したらお知らせしてくれます。
私は毎日、ルンバが掃除を完了した通知が来たらアプリを開いて「今日も良く働いてくれたな……」としみじみしています。誇張なしで。
まるで生き物を見ているような癒し効果がある
ルンバを使い始めてから今もずっと思ってるんですけど、ルンバって「かわいさ」があるんですよね。
私は犬猫アレルギー持ちなので、部屋内を自由に歩き回るような毛のある動物は飼えないのですが、ルンバはペットに通じるものがあるというか「ずっと見てられる」感があります。
ふだんは出かけているときにスタートさせるのであまりずっと見ていることはありませんが、時々在宅中に働いてもらうときは、自分で隣の部屋にいったり遠くに行ったあとちゃんと充電場所に自分で戻っていくのを見てなぜか感動するものがありました。
そういった意味でも、自分のために健気に働いてくれるルンバはもはやただの家電というよりも、生活に必要なパートナーです。
ほかの掃除機との使い分けもアリ
これは考え方の1つなんですけど、例えば掃除機にかける予算が5万円あったとして、ダイソンなどのとても素晴らしい掃除機を買うのも良いと思います。
ただ、同じ予算でルンバ i2と、マキタやHikokiなどで1万円くらいの掃除機をそれぞれ買うこともできます。
どちらが良いかはご家庭によって事情も異なると思うのですが、我が家では「大まかにルンバで掃除をしてもらい、気になるところやサッと掃除したいところを手作業で掃除機をかける」という方式を取っています。
それも、エントリーモデルの価格帯ながら大抵の間取りはボタン1つで掃除ができるルンバ i2の強みだと言えると思います。
便利な反面、それなりに手間はある
ルンバは超絶やる気がない日や忙しい日でも、ボタンを入れるだけでしっかり働いてくれる頼もしいやつなんですが、案外手間がかかるポイントもあります。
それも1つ「しょうがないやつだな」と思えるかわいさでもあるかもしれないんですが、私が感じた部分をいくつか紹介します。
充電スペースのまわりは掃除できない
ルンバは自動で充電も行ってくれますが、極力そのスペースを変えないためか、掃除中はそこに近づかないよう見えないバリアが張ってあります。
その部分にゴミがあると残ってしまうので、自分で別途掃除機をかけるか、ルンバを起動する場所をかえてあげる必要があります。
時々サボることがある
これはなぜだかわからないんですが、普段はしっかり床一面を掃除してくれるルンバが「サボる」ことが稀にあります。
我が家は2階建てで、ルンバを置いている1階は3LDKなんですが、ある日の掃除完了通知を見て開いたらこの状態でした。
緑色のところがルンバが掃除をした場所。これ、上と下シャッシャ~とだけして終わってるよね??
むしろちょっと笑ってしまうくらいだったのですが、この状態では掃除はできていないも同然。
それでもアプリから再度スタートすることができるので、妻と共有してひとしきりツッコミ入れた後、再スタートしました(その後は問題なし)
私用して半年以上経ちますが、こういったことがなぜか2~3度ほどありました。
パーツは適宜交換する必要がある
ルンバは思っていたよりも消耗品を交換する頻度が多いです。
- ダストカットフィルター
- デュアルアクションブラシ
- エッジクリーニングブラシ
交換が必要なパーツは主に上の3つなのですが、その中でもフィルターは結構な頻度で交換を求められます。
フィルターは、毎日1時間掃除をしてもらうと2か月ほどで寿命が来るんですよね。
で、このフィルターなんですが、使用しているiシリーズのルンバだと、純正だと3個で約4,000円とけっこう「します」。
3個で約半年使えるとして、1年でおよそ9,000円弱。
…わかります。確かに純正にすべきところだということは。
しかしながら、私は消耗品については価格を抑えることにこしたことはないと考えております。
そのため、この交換品については正直、互換品を用いるのも良いと思います。
互換品であれば、物によっては純正品の5分の1ほどで手に入るものもあります。
ブラシなどほかの消耗品もセットになって、正規品のフィルターのみよりも手軽なものもあります。
機関部など根幹にかかわる部分でなければ、こういった消耗品についてはさほど問題はないと感じるのが正直なところです。
まとめ:ずぼらこそルンバを導入すべき
繰り返しになりますが、ルンバは「ボタンひとつで床を掃除してくれる」ロボットです。
どんなにやる気がなくても、どんなに忙しくても、ボタンさえ押せば文句の1つも言わず掃除をしてくれるんです。
部屋の広さにはよりますが、自分で掃除機をかける時間は1回10~20分はかかるんじゃないでしょうか?
しかもソファや家具、ベッドの下はしゃがまないといけなかったり、届かない場所があるからどかしたりと、けっこう手間もかかります。
その点ルンバは、10cmくらいの隙間さえあれば、どんどん奥まで入っていって掃除をしてくれます。
旅行などで誰も家にいない状態でも、帰る前に一度掃除機をかけておく、ということもできます。帰宅したら、キレイになった床がお出迎えしてくれるなんて最高じゃないですか?
共働きで忙しい夫婦や家族の時間を大切にするなら、ロボット掃除機はこれから必須レベルになってくると思います。
その中でも、ルンバ i2は入門機としてベストです。
私は休みの日、家族と出かける前に、ルンバと食洗機をほぼ同時に稼働させて「ロボットたちが私のために頑張ってくれている……」という優越感に浸ってます。
家族との時間はもちろんなんですが、自分の時間も大切にするためにも、こういった自動化できるポイントというのは、どんどん増やしていきたいものですね。
最終的に、家政婦さんにお願いできるくらいの財力を持つことができれば、すべてが解決できるようには思うんですが……