ちわーっす、ミーゴラン(@thrs_f)です^^
1on1ミーティング、ご存知でしょうか。
私は知っていましたし以前の職場の時点で実施されていたことも覚えていましたが、自分で行うことを想定していなかったので、いざやるときに焦りました。
焦ってから勉強したのですが、「あ、これ、家庭内でも使えるわ」と思ったので共有です。
1on1ミーティングとは?
企業に属している人であれば、1on1ミーティングというものを聞いたことがあるかもしれませんね。
勝手なイメージなんですが、特に老舗企業よりも、ベンチャーや外資系に多い文化のように感じます。
名前の通り、上司と部下が1対1で面談を行うことなのですが、ただ仕事の進捗確認だったり許可を得ることなどとは異なり、その社員そのものにフォーカスを当てた面談といった言い方をするとわかりやすいでしょうか。
ただ仕事の話をするでもなく、また、ただ雑談をするだけでもない。
システムとして一度理解すればあとは慣れるだけなのですが、ルールを知らないと意外と実施するのは難しく感じます。
さぁ!ということでどんなお話をするのかざっくりお伝えしていきますね。
大原則として、上司の話をする時間ではなく、部下の話を聞く時間になります。
一番タブーなのは、1対1で話す時間を設けておきながら、自分の武勇伝や価値観を相手に押し付けることです。
そうなったらきっと相手も「何の時間????」となります。きっと仕事が終わったら何食べようとか考えるようになります。
※私はマジのビビりなので先にお伝えしておきますが、もちろん1on1ミーティングと言っても流派のようなものは様々あるかと思いますので、これですべて、というものではありません。私が良いと思った点を筆頭に記載させていただきます。また、1on1を行う前の関係性等も大変重要です。いないと思いますが、普段からハチャメチャ怒鳴るくせに1on1ミーティングの時だけめっちゃ穏やかだったりしても気持ち悪いので、軸をぶれさせないって大事ですね。
最近、うれしく思ったことは?良かったことは?
1on1ミーティングは仕事のことを話す場面もありますが、あくまでその社員の状態を図り、そのメンバーをより良い状態へ導くためのミーティングです。
そのため、関係性にもよるのですが、まずはその相手が「何を大切にしているのか」を聞き出す質問になります。
その相手が仕事のことを第一に挙げれば、今そのメンバーが仕事を大切にしている指標になりますし、子どもの成長についての話をすれば、家庭を大切にする人物なのだと予測ができます。
また、間口の広い質問をすることで、リラックスした雰囲気を作ることにもつながります。アイスブレイクというやつですね。
最近、仕事でうまく行ったことはある?
仕事でもプライベートでも、最近よかったことを聞き出したら、次に仕事の話に入っていきます。
1on1ミーティングの時間は、あくまで相手を叱責したいわけでもなく、かといって無関係な話をする時間でもありません。
ただ、特に奥さんの会社(=大手住宅販売会社)での話を聞いたりして、社会経験が長い人ほどそういう傾向にある気がするのですが、意外なほどに人は得てして他人の「良かったところ」に目がいかないものです。
そこを見つけてほめられる人であれば苦労しないのかもしれませんが、たいていの人はそういう訓練をしていないので、そう簡単ではありません。
なので直接「聞く」ことで、相手の良いところを認めることにつなげていきます。
当然なんですけど「それはまだまだだね」なんていうのは言語道断です。
どういうところがうまくいったのかな?
さらに踏み込んで、どういうところが良かったのか、どういったことを行ってうまくいったのかといったことを聞いて行きます。
さながらインタビュアーのようですが、相手も通常こういった話を自分から行うことも多くないため、自分の話を聞いてもらえると思い、よほど関係性が悪くない限り話してくれます。
最近、困ってることはある?
うまく行ったこと、成功したことなどを聞いたら次は少しネガティブな話に踏み込みます。
相手ももしかすると警戒するかもしれないので、ここはこれまでの関係性がものをいう部分になるかと思いますが、あくまでお互いを良くする時間なので、しっかり聞いて行きます。
なお、ここは結構コツだと思っているのですが、相手からどんなにネガティブな意見(対個人の問題や、社外での具体的な関係など)が出たとしても「その事実を受け止めている」という姿勢でいることが重要です。
つまり、話は聞いているが「完全に同意している / 同じ考えだと思われない」ようにする、といったイメージです。
それはどうしたら改善できるかな?
困っていることを聞きだしたら、次はそれをどうやったら解決できるか、相手の考えを聞いて行きます。
この時、何も意見が出ないこともあるかもしれませんが、こちらから対策を講じて指示するよりも「こういった方法がある」といったヒントを出して相手に決めてもらうことが大切です。
実際に1on1ミーティングを奥さんに試してみた
以上の基本を踏まえて、若干、お互いがギクシャクしていた時期に奥さんにこれを試してみることにしました。
場面としては「別に仲が悪いわけでもないけど、ラブラブというわけでもなく、なんとなくうまくいっていない気がする」といった感じです。虚ろですね。
もちろん、いきなり何も前準備がないのも相手を驚かせる結果になっちゃうので「仕事の練習に付き合ってほしい」といった流れで切り出して、ここまでに書いた質問をベースに投げかけた感じですね。
結果どうだった?
奥さんに1on1ミーティングを実施してみたところ、「子どもの成長を大変喜ばしく思っている」反面「一人の時間が欲しい」と思っている結果がわかりました。
ちょっと深く話を聞いていくと、私が基本在宅で仕事をしていることもあって「完全に一人」と思える時間がもっと欲しいとの事でした。
私は隙あらば奥さんといちゃつきたい性分だったので割と悲しっぴだったのですが、奥さんが今、本当にやりたいことを聞き出すことができました。
その後、ある程度私も家を空ける時間等を作ったことで関係は改善し、今では昔よりラブラブです♡
こういうテンプレートありそうですね。
まとめ:大切に思うパートナーから行おう
以上、1on1ミーティングについて、入り口部分をご説明させていただきました。
社会人として、同僚や上司・部下との付き合い方については非常に奥の深い世界だと思います。
今回の1on1ミーティングにしても、経験値やその人の社内での評判等によって大きく効果は左右してくることも考えられますが、知らない事と知っていて実際に行っているとでは格段に状況も変わってくると思います。
特に、こういったミーティングは「普段から一緒にいるから今更必要ないだろう」と思う相手にこそ真価を発揮すると考えています。
付き合いも長いし、関係性は深いと思っているが、いざこういう話をしたことがないという相手、いらっしゃいませんか?
そういう身近にいる方こそ、あなたの生涯のパートナーかもしれません。
全ては星の導き。あなたに本当の幸福が訪れますように……。
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あ、終わりです。ちなみに私、占いはいいところだけ信じてます。
お疲れ様でした。