過去とお金

#15 引っ越しの決意と車の売却

  • 親しい友人や家族からの忠告は、素直にそして冷静に聞き入れよう!
  • ローンが残っている車は所有者によっては売却が大変だよ!

引っ越しの決意

初契約をいただいた直後、全国トップの契約をとっても完全歩合の社会保険なしで20万円も報酬をもらっていないことを知った日。

その時から「かなり無理をしないといけない」ということはずっと頭に残っていました。

少なくとも、月の生活を送っていくのにやはりどうしても7-8万程度はかかります(固定費プラスこの頃まだ以前購入した車のローンが2年分ほど残っていた)。

しかもこの時はまだ通勤をしていたため、ブース間を移動する交通費とは別に毎日の通勤に関わる費用もすべて自己負担でした。

家から片道で700円、往復で1,400円かかります。

一か月25日稼働したとして、35,000円もの自己負担をしなければいけない計算です。

しかも通勤時間は片道1時間。朝は5時半には起きないと7時には間に合いません。

若おとお
若おとお
とてもじゃないけど今のペースだと無理だ。

その時点で2週間程働いてみていたものの、一日に1件契約が取れるかどうか。

もし、営業になれてきたとしても、現時点での最高水準は20万弱。

「いつか自体は好転する。」

根拠はありませんがそう信じて、自転車で通える場所へ引っ越しをすることにしました。

固定費を減らせば何とかついて行ける。

これまで大した娯楽も趣味もなかったが、料理人時代にお金が余っている限りで買いあさっていた書籍等もしばらく買わないようにすればなんとか大丈夫。

料理人時代に支払っていたが現在も残っている社会保険については、少し支払いがまた滞るかもしれないが、余裕を取り戻してから必ず支払うようにしよう。

そう思って休みの日に不動産へ行き、自転車圏内でとにかく初期費用と家賃の安いところを探してもらい、見つかったのは家賃18,000円で初期費用も格安のアパート。

これまではユニットバスは避けていましたが、そう贅沢も言っていられない。

なにより、しばらくの間は寝床だけでも確保できていればそれで良い。

選ぶ余地はありませんでした。

引っ越しの準備にあたり

引っ越し先を決めてから、1つ問題がありました。

駐車場がないのです。

車は買ったばかり、ローンは残っている。

ただ、いくら安いとはいえ、引っ越しには数万の初期費用もかかります。

それに、引っ越し先でも生活費には困るかもしれない。

少しでも余裕を残しておきたい。余裕ができるまでの備えをしておきたい。

だけど、中古車とはいえ初めて買った車でもちろん愛着もありました。

しかし、一旦はしばらく使わないものにお金はかけられない。

数日悩みましたが、車も手放すことにしました。

おとおしゃん
おとおしゃん
当時の彼女や(ネットワークビジネスでズバッと言ってきた)友人にも反対されてたんだけどね。たぶん、冷静じゃなかったんだろうなぁ。
セイ龍(ロン)
セイ龍(ロン)
意固地になっているやつに何を言っても聞く耳を持たぬからな。

早かったマイカーの最後

車を売ることに決めてからは早かったです。

同時見積もりをしてもらうことが、一番高いところに売るというのが最も手早くかつ高く販売できそうでした。

幸い登録上所有者は自分になっていたので、売却自体には問題はなく、引っ越しを決めた翌週に業者を呼ぶことになりました。

そしていざ業者が来る当日。

できる限り車を綺麗にして待ちます。

おとおしゃん
おとおしゃん
ちなみにその時の車は2006年式の日産キューブだった。

営業をしているのにどうしても「業者」というのが苦手なのと、やはりそれなりに気に入っていて10万キロオーバーしていたとはいえまだまだ走れる車だったので、売りたくないなという気持ちもありました。

また、売れたとしても元値が30万の車。

若おとお
若おとお
5万くらいになればまだ良いけど、2-3万とかだったらどうしよう。)

業者を何社も呼んでおいて売らない、ともなかなか言えません。

ただやはり、背に腹は代えられません。

なるようになる、売却価格が低くてもなんとか自分が納得できる金額までなんとか引き上げてもらうと自分に言い聞かせ、それぞれ順に入ってきた3社の査定を待ちます。

そして1社はうちでは買い取りができないと帰ってしまった後、残りの2社で同時に買い取り価格を発表することに。

その結果は高い方の会社が、

10万円。

目の前にお金が全くない状態でもあったため、愛着のある車だったとはいえ2桁以上で売却できるのはかなりありがたいと感じました。

その後は業者の案内に従ってそのまま市役所へ行って処理を済ませ、その場で現金で10万円を受け取って終了しました。

その時一瞬は「少しは余裕ができた」と思っていましたがもちろんローンは2年程度残っていたため、この残ローンによって自己嫌悪に陥ることになるのはかなり後になってからでした。